時間が足りない人へ時短学習のすゝめ
「時間が足りない!」と焦る中高生へ、時短学習法をいくつか紹介します。
人の頭を活用する
高1生のAくんは、定期テスト勉強をするのに、教材がなくて困っていました。学校で配られたプリントでは学習しにくく、ノートまとめを始めてみたものの、時間がかかります。そこで、本屋に行って教材を購入して、学習することにしました。
参考書や問題集は、大事なポイントがわかり易く、きれいにまとまっています。あなたが勉強している以上に勉強し、(多くの場合)指導経験もある人が、レイアウトなども気を付けながら時間をかけてまとめたものです。
といことは、自分でまとめるより、参考書のまとめのページを読んだ方が、頭を整理でき、大幅に時間を短縮できるでしょう。
これは、他人の頭を活用するようなものです。数千円で買えるのですから、塾に通うより断然お得!時短学習したければ、参考書にはお金を惜しまず使うことをおススメします。
定期テストの勉強をしない
高2のBさんは、受験勉強に励んでいました。入試まで1年を切っていたので、定期テストの勉強に時間を取られたくありませんでした。
そこで、定期テストの勉強を極力しない事にしました。正確に言うと、受験勉強を進め、それが定期テストの対策になるようにしたのです。
例えば、「英語表現」のテスト範囲は「不定詞・動名詞・分詞・関係詞」のように決まっています。そこで、学校の教材は使わず、受験勉強用で使用している教材を使用して、同じ範囲を学習します。
すでに一度学習している範囲なら、もう一度確認程度に行えば済みます。まだ手を付けていない範囲なら、受験プランの順序を変えて、先に定期テストの範囲を学習すればよいのです。
こうしてBさんは、受験勉強を進めることで、定期テストの対策にもなり、大幅に時間短縮できました。
定期テストをチェックテストにする
また、学校の教材を使わないメリットがもう一つあります。それは、定期テストをチェックテストに使えるということです。
多くの学校では、定期テストの内容は、学校で使用している教材から出題されるため、答えを覚えればできてしまいます。しかし、これでは本当に学力がついているのかわかりません。
ところが、受験用教材を使用して学習した場合、定期テストの問題は普段とは違う表現で出題されます。そのため、定期テストがチェックテストになり、本当に学力がついているかどうかを確認することができます。
実際、Bさんは定期テストで確認したところ、以前より点数が伸びていました。英語表現は99点!
上手くいった秘訣を聞くと、答えの丸暗記ではなく、意味や使い方を意識して学習できたことで、出題形式が違ってもできたとのこと。学習法が間違っていないことも確認でき、今後も自信を持って進められます。
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ちょっとした工夫すれば、様々な時短学習法があります。これら方法は、英語に限らず、数学、理科、社会でも効果的です。
時間が足りない人ほど、時短学習法を取り入れ、最短最速で進めるようにしたいですね。
(※時短学習法はムダが減るだけなので、必要な学習量は減らないですよ^^;)
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